コーチ(COACH)の歴史

アメリカの高級ブランド、コーチは1941年、ニューヨーク・マンハッタンで、カーン夫妻とその仲間による家族経営の皮革小物工房としてスタートとしました。
カーン夫妻は、「野球のグローブ」を参考にし、皮そのものの持ち味を生かした製品作りを心がけていました。そして1960年代の初期に、第1号のバッグが誕生したのです。
2001年8月、米国コーチ社と住友商事の共同出資による新会社「コーチ・ジャパン」を設立されました。
同社は、2002年3月までに79店舗を開設しました。2002年5月には、初の旗艦店となる銀座店がオープンしました。2003年4月には、関西初の心斎橋店を皮切りに、渋谷店、六本木ヒルズ店が、次々とオープンしてゆきました。さらに2004年4月に、丸の内店が、2005年4月には、名古屋栄店がそれぞれオープンすることになりました。
それまでのデパートを中心に出店していた市場が見直され、直営店及び販売ショップ(アウトレット店含む)を積極的に展開するビジネスに転換したことが、現在の成功に至っているといわれています。
2006年6月、北海道から沖縄まで全国に108店舗が営業していて、そのうち8店舗が旗艦店(一等地に設ける大型店舗のこと)となっています。
旗艦店は、東京の銀座店を皮切りに、渋谷店、丸の内店と、次々にオープンし、その後、仙台、大阪、名古屋、札幌など全国の主要都市へと拡大してゆき、設立以来4年で売上高を4倍に伸ばすという快挙を成し遂げています。