COACH(コーチ)の歴史

1941年、マイルス・カーン、リリアン・カーン夫妻による家族経営の皮革工房としてニューヨーク・マンハッタンでコーチスタートしました。使用するほど手になじみ味が出る野球グローブを参考に、皮の美しさや丈夫さを活かした製品を考え、第一号のコーチ バッグが60年代初期に誕生しました。ひとつひとつ手作業で作られたそうです。1962年、前衛的なデザイナーとして有名なボニー・カシンを迎え入れました。ボニー・カシンは買い物袋から発案したカジュアルバッグ「カシン・キャリー」を発表しました。その後も「バゲット・バッグ」「ダッフル・サック」など、ヒット作を次々と世に送り出しました。現在のバッグにも採用されているクリップ式金具:「ドッグリーシュの金具」も彼女の発案だそうです。1988年、三越との提携により日本進出しました。1996年、トミー・ヒルフィガーでデザイン、マーケティング担当のリード・クラッコフを迎え、さらにファッション面を強化しました。1998年、「ネオ・コレクション」を発売しました。レザーに代わる新しい素材を開発し、体になじむことをコンセプトとしてデザインを進めていきました。同年9月からは、高級時計メーカー、モバード・グループとライセンス契約、「ウオッチ・コレクション」を発売しました。2001年8月、米コーチは住友商事と合弁して「コーチ・ジャパン」を設立しました。その後日本国内にも数々の店舗を出していきました。